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株式会社北村メンタルヘルス研究所は
文部科学省科学研究費助成事業指定研究機関です。

最高管理責任者および不正等の相談窓口はこちらへ ⇒ info@institute-of-mental-health.jp

2018.7.6
北村メンタルヘルス学術振興財団主催の第5回周産期メンタルヘルスセミナーの詳細が決まりました。「周産期ボンディングとボンディング障害:エビデンスと課題」というタイトルで、2018年11月11日に社会福祉法人聖母会聖母病院5階講義室(西武新宿線下落合,西武池袋線椎名町)にて開催されます。
詳細は ⇒ http://www.kitamura-foundation.org/seminar.html
2018.6.27

2018年5月24日25日の両日、スタフォード(英国)で Stafford Symposium が開催され、12か国から60人ほどの参加者があり、周産期精神医学に関する発表が行なわれました。主催は Professor Ian Brockington (バーミンガム大学名誉教授)。主たるテーマはスタフォード面接(第1日目)とボンディング障害(第2日目)でした。北村が日本におけるボンディング障害研究の最新情報を報告しました。

発表風景

発表風景

発表風景

パネルディスカッション

パネルディスカッション

Prof Ian Brockington と
Prof Ian Brockington と

Prof John Cox と
Prof John Cox と

懇親会

懇親会

Prof Brockington ご夫妻と
Prof Brockington ご夫妻と

スタフォードの風景
スタフォードの風景

2018.4.5

2018.3.4. 認定NPO法人フロ-レンス主催の「夫婦のための特別養子縁組研修:実践編」が、2018年3月4日に飯田橋グラン・ブルーム3階会議室で15組の養子縁組里親希望のご夫妻の参加をいただき開催されました。北村メンタルヘルス研究所からは北村に加え、4名の研究員がグループセッションのファシリテータとして参加しました。

また、この時の様子や、養子縁組の実情が Youtubeにアップされています。ご興味があれば、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=9eSRCIB8CaQ

2018.3.6

「精神に疾患は存在するか」に書評をいただきました。

精神に疾患は存在するか
北村俊則著
星和書店、A5判296項、2,700円、2017年6月刊

(学習院大学)滝川 一廣
「精神療法」第44巻第1号 pp.120 - 121.

 チャレンジングな書名である。書名からピンとくるものがあって早速読み始めたが、期待どおりの内容だった。私は不勉強で、これまで著者を存知上げず、そのお仕事も本書で初めて知った。そのため、以下は私の想像まじりの感想と批評となるのをお許し願えたらと思う 略歴によれば著者は1972年に医学部を卒業し、そのまま精神科医となられている。私は75年卒で3年後輩となるが、ほぼ同じ時代の空気のなかで精神医学の道を歩み、だから著者の問題意識はわがことのようにわかる。70年代に精神医学には、60年代に燃え上がった「反精神医学」(精神障害をすべて患者個人の心理や脳の問題に帰責し、医学の名のもとに社会的排除を助長してきたとする旧来の精神医学への異議申し立ての運動)の残り火があった。また、大学のアカデミックな権威主義や閉鎖性を否定・解体せんとした大学紛争(医学部から始まった)の余波もあり、既成の権威にとらわれず自由に学ぼうとする雰囲気が研修医の間にあった気がする。 そこで駆け出しの精神科医が患者を前にぶつかったのは、医学生時代に「これが医学だ」と学んできた身体医学ベースの「近代医学」のコンセプトへの疑問だった。それが果たしてどこまで不偏性をもつのか、精神医学においても十分な適合性や妥当性をもつのかという問題である。反精神医学がラディカルなかたちで提起した問いに重なるところがあり、この本が反精神医学から書き起こされているのは当然といえる。精神において正常とは何か異常とは何か、それは分かたれうるものなのか、なにを「治す」ことが精神科治療なのか、自分たちはなにを根拠にある精神現象を「疾患」と捉えることが許されるのか、そもそも精神に「疾患」はあるのか…こうした問いに考え込んだり、同僚や先輩と論議したりといった経験から出発した精神科医は当時少なくなかったと思う(いまもそうだろうか)。

 その後の歩みは各人様々で、そうした「青臭い?」問いはこころの隅にそっとしまって実務的に診療に打ち込む実地医家の道をたどる者が多かっただろう。もうひとつは、精神医学を可及的に身体医学に引き寄せる(引き寄せられない部分は切り捨てる)方向へ舵を切ることによって「医学」であろうとする道だった。学術研究を目指す人たちの多くがこの道を進み、今日の生物学的精神医学はその到達である。

 しかし、著者はどちらにはいかず、初めにであった問いを手放さず、まさに自身のテーマとする道を歩んだ数少ない精神医学者ではないかと思う。精神病院勤務の後、著者は英国に学ぶ。英国は、反精神医学の旗手で治療共同体を実践したR・D・レインの地であり、同時に堅実な実証主義の伝統をもつ国である。反精神医学が大事な問題提起をしながらやがて退潮した理由のひとつは、その異議申し立ては的を射ていたものの、ではどうすべきかにおいて理念に傾き過ぎたところにあったと考えられる。省みれば、先に挙げた問いやそれを巡る同僚先輩との議論も、ややもすれば観念的なものに終わりやすかった。やがてこころの隅にしまいこまれたり、精神医学の身体的医学化に取って代われたのは、そのせいかもしれない。ところが、著者の取り組みはそれとは違っている。

 目次のとおり、「第2章 連続的分布傾向を示す生命現象は病理的か?」「第3章 精神疾患は社会的に不適応か?」「第4章 統計的少数が精神疾患か?」「第5章 精神科診断が偏見を誘導するか?」など多角的にリサーチクエスチョンが立てられ、論考の柱となっている。そして、それぞれについて具体的な調査データや統計学に基づく実証的な検討が多岐にわたって試みられ、その積み重ねが書名の問いへの著者の答えとなる。操作的診断と生物主義とに大きく偏った現代精神医学への危惧を内に秘めているが、それを声高な理念によってではなく、実証的事実に語らせんとするのが著者の姿勢である。

 では、精神医学は本当はどうあるべきか。これについても著者は控えめに、しかし急所を述べている。「従来精神疾患と呼ばれてきたさまざまな心理状態は、その個体と個体が置かれた対人環境の間の相互作用の産物なのです」「対人関係の評価が、精神医療のなかで重要なものとなります」「関係性の評価は精神科診断学の将来の重要課題です」等々。かつてH・S・サリバンが「精神医学とは対人関係論である」としたのに相通じるものにちがいない。このテーマは「別の機会に細かく検討したい」と著書は述べている。その機会をこころ待ちにしたい。

2018.3.6
気質と性格研究の TIC and mental and personality disordersを更新しました。
2017.12.4

10月28日・29日の両日、第14回日本周産期メンタルヘルス学会が大分市で開催されました(大分県医師会館にて)。
会長は、大分県立病院綜合周産期母子医療センター所長・産科部長の佐藤昌司先生でした。

「産後対人関係障害予防介入プログラム」のポスターセッション

この学術集会で、北村メンタルヘルス研究所において現在進行中の多施設共同研究「産後対人関係障害予防介入プログラム」の進捗をポスターセッションで連続発表として報告しました。
第1報でプロジェクトの概要を報告し、第2報以降で参加6施設における現状と得られた体験を報告しました。

第1報:北村 俊則 他(北村メンタルヘルス研究所)
第2報:岡部 菜摘 他(埼玉医科大学綜合医療センター)
第3報:佐藤 奈津子 他(聖母病院)
第4報:八巻 和子 他(国立病院機構甲府病院)
第5報:岩田 真由美 他(順天堂大学医学部附属順天堂医院)
第6報:倉持 昌美 他(重点同大学医学部附属練馬病院)
第7報:玉田 さおり 他(山王病院)

「産後対人関係障害予防介入プログラム」のポスターセッション
右端は司会の鈴木利人教授(順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院)

ボンディング障害:教育講演

教育講演として北村が「産後ボンディング障害:総論」を話しました。
座長は鈴木利人教授(順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院)でした。
口演では、DVD動画を用いて支援方法の実際についてお話しをしました。

ボンディング障害:教育講演

シンポジウム:どうしたら産後うつ病を減らせるか

シンポジウム「どうしたら産後うつ病を減らせるか」で、北村が「産後うつ病予防プログラムの有効性:多施設共同研究の成果」を口演しました。
座長は、山下洋先生(九州大学病院子どものこころの診療部)と牧野真太郎先生(順天堂大学医学部産婦人科)でした。

シンポジウム:どうしたら産後うつ病を減らせるか

シンポジス:左から新井陽子先生(北里大学看護学部)、北村、西郡秀和先生(東北大学産科・周産母子センター)、安田貴昭先生(埼玉医科大学綜合医療センター・メンタルクリニック)

ワークショップ:緊急事態への対応

当研究所松長麻美が「周産期における希死念慮・自殺企図への対応:模擬事例を用いた検討」という題で口演しました。
このワークショップでは他に、産褥精神病の事例への対応と産後の育児拒否の事例が取りあげられました。

懇親会

かつて1990年代に周産期メンタルヘルス研究を積極的に行なった厚生労働科学研究費研究班の研究責任者であった中野仁雄教授(九州大学名誉教授)が Quo Vadis という表題で基調講演を行なわれました。
懇親会では久しぶりに旧中野班のメンバーが集まりました。

懇親会

懇親会

次回 第15回 学術集会

日程:2018年10月27日・28日
会場:神戸女子大学ポートアイランドキャンパス
会長:玉木 敦子(神戸女子大学看護学部看護学科教授)
テーマ:いま、あらためて「寄り添う」を考える

2017.7.14
北村メンタルヘルス学術振興財団主催の第3回周産期メンタルヘルスセミナーを10月1日(日曜日)に開催します。詳細は北村メンタルヘルス学術振興財団HPをご覧ください。
2017.7.7
ボンディングとその障害を更新しました。
「精神に疾患は存在するか」を星和書店から刊行しました。
2017.5.12
産後うつ病・児童虐待・嬰児殺に関する意見を更新しました。

《産褥精神病に関する国際多施設共同研究》

周産期精神医学の第一人者であるイアン・ブロキントン教授から産褥精神病に関する国際多施設共同研究の提案がありました。
ブロキントン教授は英国バーミンガム大学の名誉教授で、いまもって活発な研究活動を行っています。
今回は、以下のようないくつかのプランについて、各国の臨床家に、研究協力およびフィールド提供を呼びかけています。
研究プランの概要全文を翻訳し、掲載いたします。
ご興味のある方あるいは施設は、直接、ブロキントン教授に御連絡ください。

分娩関連精神病についての研究の提案

妊娠、分娩、産褥に関連する精神病に罹患する女性の数は、世界中で1年間に10万人以上います。
ですから、画期的な研究を行う好機となりますが、活発に研究に取り組んでいる研究チームは現在、一握りしかありません。
世界中のさまざまな国で、研究フィールドを見つけ出し、研究の大きなテーマとして、5−10年をこれに費やすことのできる、多くの有能で意欲的な研究者をリクルートする必要があります。

問題のひとつはこのフィールドにおける知識不足や事例に遭遇する機会が少ないことです。
私は、これまで発表された文献を網羅的にレビューしました。
その結果が、3部作の著作と、The Psychoses of Menstruation and Childbearing という論文です。
そこから、多くの提案をしたいと思います。
それらの概要を以下に述べます。
もちろん、詳細な研究計画もお知らせできますので、ご興味のあるかたは電子メール(下記)で御連絡ください。

患者登録簿

バーミンガムでの Jackie Benjaminの例があります。
「産褥精神病」に罹患した母親の登録制度を確立すべきと思います。
‘Action on Puerperal Psychosis’(1990年開始)や‘Action on Menstrual Psychosis’(2011年開始)というプロジェクトがあります。
これは疾患に罹患した母親たちをサポートする一方で、大規模研究のフィールドを提供しています。

疫学

北欧において、病院診断に基づいた疫学調査があります。
しかし、類似の地域調査はこれまで試みられていません。
1000 の分娩あたり 1 件の発生であることをふまえると、100 件の産褥精神病と、10 件の非常に関連の強い月経時精神病の発生を観察するには10 万人規模の母親のスクリーニングが必要です。
これは小規模チームが数年間を費やすことになります。
第2段階では、類似した情報収集法の採用が必要です。
ここには、それと診断された母親の面接記録調査、生涯を通じたチャートを含むものと考えられます。
データは (Kendallのpolydiagnostic approachを用いて) 合意診断 (consensus diagnosis) に利用できます。
こうしたデータは、社会経済的、産科学的、全般的な医学的要因と連携することができ、バイアスの少ない病院情報を提供できるでしょう。

臨床的観察

現在、これらの精神病に関して私たちが知っていることのほとんど全ては臨床的観察によって確立されたものです。
分娩時の精神病のような頻度の稀な疾患は、観察眼の鋭い臨床家によってのみ記録されうるものです。
母体の有病率や死亡率が高いアフリカやアジア諸国においては、器質性産褥精神病の観察は大きな関心を呼び起こすものでしょう。

比較的一般的な、双極性・類循環型の産褥精神病群について、臨床家の役割は単に確立されている診断分類(DSM や ICD)に患者を入れ込むことだけではありません。
薬物療法は臨床マネジメントに役立ちますが、同時にその所見は原因追求のヒントにもなります。
臨床家は「このケースから何を学べるだろうか」と問いかけながら、探究心を伴ったケアのもと彼女たちにアプローチすべきです。

急性エピソードの研究

産褥精神病の急性期の研究目的は
精神病理の探索やクレペリン派の診断の確立をするものではありません。
そうした試みについてはすでに多くの報告があります。
そうではなく、以下のような3つの仮説に取り組むことを私は提案します。

(A)産後精神病は2つの明確な発症期間があります。
第一は早期(出産から産後15日まで)で、第二は後期(主に4週目から13週目の間、ただし遅れる場合も少数)です。
フランスの精神科医マルセは、後期発症ケースでは、発症時期が月経の再来と一致すると主張しました。
当時は、月経のプロセスの生理学についてあまり知られていませんでしたが、現在ではこれは卵巣ステロイドホルモンの測定および排卵および黄体期についての他の指標によって完全に明らかにすることができます。
婦人科医との協力のもと、マルセの仮説の証明または反証を可能にすべきです。
月経再来の遅延と精神病の発症における授乳の役割も、離乳の影響と共に研究可能です。

(B)早期発症の双極性・類循環型のケースのうち少数は再発性の経過をたどります。
頻回に再発を繰り返す産褥精神病患者で、月経の影響はかなり明確です。
反復する再発と月経プロセスの関係は、全ての早期発症ケースで探索されるべきでしょう。
この調査は、個々の患者が完全に回復するまで、月経のモニタリングと共に臨床的に厳密な数日おきの測定を必要とします。

(C)第3の仮説は、1863年ドイツ人研究者ドンキンによって記述された器質的精神病である、痙攣を伴わない子癇精神病に関するものです。
これが重症の子癇前症の妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の母親にみられる産後精神病のうちかなりの数をもたらすものであることを示唆するいくつかのエビデンスがあります。
子癇の診断は明確にされなければいけません。
妊娠高血圧症候群の既往を伴う精神病の母親と伴わない精神病の母親を研究対象としたケースコントロール研究を行い、精神病理学的所見と脳波所見を得るべきでしょう。
婦人科医の協力があれば、妊娠高血圧症候群の重症度を臨床的な兆候(タンパク尿、高血圧、浮腫)だけでなく、抗血管新生タンパクの臨床検査測定も含めた重症度の測定が可能になるでしょう。

長期研究

リプロダクティブイベント、現在の医学的障害、外科的介入、ストレスや更年期、分娩時のエピソードが女性に与える影響について、臨床家にとって研究費なしでも長期経過を研究する機会が、分娩関連精神病と月経関連精神病の双方にあります。
臨床家は、母親やその家族と関係を確立する必要があり、それによって引き続きエピソードを研究することができ、定期的なインタビューによって生涯にわたる経過を記録することができます。
Anne Roperが作成した面接法はPsychoses of Menstruation and Childbearing の付録に掲載されています。
面接は初回エピソード時に実施され、また経過中にも行われており、この研究の枠組みを提供しています。

遺伝研究・神経科学研究

これらの調査は患者登録簿によって円滑にいくでしょう。
十分なサンプルのリクルートが可能です。
産後エピソードを呈する母親たちは同質ではないため、彼女たちは高水準の臨床的アセスメントを求めているのです。
第一には、躁病または類循環型の特徴を伴う早期産褥期エピソードに焦点を当てましょう。
研究対象は複数回のエピソードがあり、生涯にわたって一致した診断のある、長期に追跡された母親が最適でしょう。

メールアドレス:
Prof. Ian F. Brockington
I.F.BROCKINGTON@bham.ac.uk

2017.3.7
ボンディングとその障害を更新しました。
    
産後うつ病・児童虐待・嬰児殺に関する意見を更新しました。
    
「精神に疾患は存在するか」を脱稿。近日中に星和書店より刊行されます。
2017.2.16
研究業績更新しました。
    
精神科医療における患者の権利のコーナーに「精神科診断と偏見:黒人奴隷の逃走病」を加えました。
2016.11.29
日本周産期メンタルヘルス学会(2016年11月18日)で、特別講演「私の周産期メンタルヘルス研究:過去・現在・未来」を発表しました。

1970年代後半にQueen Charlotte’s and Chelsea Hospital で周産期精神医学のシンポジウムがありました。当時、わたしは Birmingham の精神科病院で、いまでいう後期研修医をしていました。
私はホールの最前列に座って、熱心に聞いていました。演者はその頃の若手研究者であったChanni Kumar, John Cox, Ian Brockington などでした。振り返ってみると、周産期精神医学の草分け的研究成果を発表していたのです。午前の発表の最後の演者が、産後うつ病と内分泌に関する話をしました。私は、内分泌変化が産後うつ病の要因であれば、(出産による内分泌変化のない)男性、つまり夫では児の出産後にうつ病はないはずだと考え、挙手をして、「夫の産後うつ病はどれほどでしょう?」と聞きました。演者からは「知らない」との反応しかありません。ところが、私の隣に座っていた初老の紳士が、「君の質問は適切です。君の知りたい情報はこの文献にあるよ」と教えてくれました。私は彼に感謝し、文献をメモさせてもらいました。ランチを取り、同じ席に戻ると、初老の紳士はもういません。彼はセミナーがつまらないと思ったのか、他の仕事があったのかも知れないなどと思いながら、私はその紳士のことはほとんど忘れ、午後の第一演者である、Brice Pitt をワクワクする思いで待っていました。司会が Professor Pitt を紹介しました。壇上に現れた Brice Pitt は、午前中、私に親切に文献を教えてくれた、あの紳士ではないですか。私は Brice Pitt の隣に座っていたのです。何という幸せ!あれから40年近くの時間があっというまに流れたように思います。学会当日は、その後、日本に戻ってから、私が行った研究の概観について、ご紹介したいと思います。
※研修のご案内を更新しました。

2016.05.11
今年8月に第36回日本精神科診断学会が開催されます。
2016.04.14
4月21日より、新オフィスに移転予定です。

今年度から各種研修の開催を北村メンタルヘルス研究所から北村メンタルヘルス学術振興財団に移行いたしました。 内容については北村メンタルヘルス学術振興財団のホームページをご覧ください。

2016.04.12
4月21日より、新オフィスに移転予定です。
地図
2016.02.12
研究所を一時移転します。(2月18日から)
(旧)〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-13-101 ⇒(新)〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-10 グランスイート虎ノ門1004号
(旧)電話 03-6804-5662⇒(新)03-3593-5663 携帯電話090-8762-4800

2015.08.31
*北村俊則が第36回日本精神科診断学会(2016年8月5日6日)の会長を務めます。
2015.06.10
*2015年6月14日に横浜で開催された第30回日本老年精神医学会のシンポジウム「認知症治療薬の開発試験における本人同意をめぐって」で「認知症高齢者の同意能力評価:一般治療同意と治験参加同意の違い」という発表をしました。
2015.05.11
*「産後にうつ病が多いは誤解」「産後うつ病・児童虐待・嬰児殺に関する意見」「産後のボンディングとその障害」を改訂しました。
*倫理審査委員会で審査した課題一覧を更新しました。
*北村俊則が中国四川省政府社会科学表彰委員会から2014年度第16回社会科学優秀成果表彰第3等を受賞しました。これは四川省成都医学院の陳孜教授との共同執筆論文 Chen, Z., Lu, X., & Kitamura, T. (2013). The factor structure of the Chinese version of the Temperament and Character Inventory: Factorial robustness and association with age and gender. Comprehensive Psychiatry, 54, 292-300. に対して与えられました。
  • 通知書

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  • 優秀成果奨証書

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2015.04.06
こころの診療科 きたむら醫院・北村メンタルヘルス研究所主催「周産期メンタルヘルスセミナー」は無事終了しました。約60名の方々のご参加をいただきました。
産後うつ病・児童虐待・嬰児殺に関する意見」を更新しました。
産後のボンディングとその障害」を更新しました。
2015.02.23
3月8日(日曜日)開催「周産期メンタルヘルスセミナー」の会場は、
予程どおり匠ソホラ6階ホールです。
地下鉄青山一丁目下車A4出口すぐです。

地図

主催者へのご連絡は ⇒ 03-5410-7131(当日も連絡可能です)
2015.01.23
2015年度の研修会」を更新しました。
2014.12.10
周産期メンタルヘルスセミナー」を3月8日(日曜日)に開催します。
2014.11.10
すばらしい子どもたち:成功する育児プログラム」を星和書店から刊行しました。
2014.11.13
大宮ソニックシティで開催された第11回日本周産期メンタルへルス研究会学術集会で、
北村メンタルヘルス研究所から3本の発表をしました。
「新生児虐待の原因は産後の抑うつ状態ではなくボディング障害である:熊本地区の縦断調査から」
(大橋優紀子・北村俊則・坂梨京子・田中智子)
「新生児虐待の原因は産後の抑うつ状態ではなくボディング障害である:岡山地区疫学調査から」
(北村俊則・高馬章江・多田克彦)
「中絶体験によるトラウマ症状」(藤縄真美子・北村俊則・井村真澄)

2014.10.15
東京大学大学院母性看護・助産学の修士コースの講義を行いました。

2014.09.28
産後うつ病予防プログラムの有効性検証研究第2回実務代表者会議を所内で開催しました。

2014.09.13
東京精神神経科診療所協会例会(兼第6回精神科外来薬物療法研究会)で「産後うつ病,ボンディング障害,虐待的育児:症状の治療から母児関係の治療へ」を発表

2014.07.18
広島市で行われた第11回日本うつ病学会総会のシンポジウム「周産期うつ病患者への対応」で「産褥期うつ病の予防・早期発見の方策」を発表しました。

2014.06.27
横浜市で行われた第110回日本精神神経学会学術総会のシンポジウム「周産期メンタルヘルスの国際標準化に向けて」で「周産期メンタルヘルスの臨床と研究における心理社会的アプローチの役割」を発表しました。翌日、同学会のシンポジウム「床場面における臨床倫理的課題の在り処(第1回)」で指定討論を行いました。

2014.06.21
東京で行われた千代田メンタルセミナーで「DSM-5 で何が変わったのか?」を発表しました。

2014.06.15
つくば市で行われた所協会第20回学術研究会で「自傷行為危険性評価尺度開発とその標準化に関する研究」を発表しました(共同報告者:松長麻美,鈴木仁史,八木義和,奥野大地,鹿沼愛,弘世純三,宇治雅代,河野裕子)。

2013.03.04
周産期メンタルヘルス基礎講座 いよいよ終了
昨年秋から行ってきたこの連続研修も、川越会場と東京会場で全8回が終了しました。
近日中に甲府コースも終了します。

[川越会場の様子]
周産期メンタルヘルス川越会場の様子

周産期メンタルヘルス基礎講座 いよいよ終了

新年度の学会・研究会の講演
6月14日(土曜日) 第20回日本精神神経科診療所協会学術研究会(つくば国際会議場)
「自傷行為危険性評価尺度開発とその標準化に関する研究」 これは日本精神神経科診療所協会田中健記念研究助成事業の報告です

6月21日(土曜日) 千代田メンタルセミナー  「DSM-5 で何が変わったのか?」

6月26日〜28日 第110回日本精神神経学会学術総会(パシフィコ横浜)
シンポジウム「周産期メンタルヘルスの国際標準化に向けて」で「周産期メンタルヘルスの臨床と研究における心理社会的アプローチの役割」
シンポジウム「臨床場面における医療倫理的課題の在り処」で指定討論

7月18日(金曜日) 第11回日本うつ病学会総会(広島国際会議場)
シンポジウム「周産期うつ病患者への対応」で「産褥期うつ病の予防放棄発見の方策」

9月13日(土曜日) 東京都精神神経科診療所協会例会
「産後うつ病、ボンディング障害、虐待的育児の発生メカニズム:症状の治療から母児関係の治療へのパラダイムシフト」
2014.03.05

要旨

PDFはこちら

「産後うつ病・児童虐待・嬰児殺に関する意見」をアップしました。詳細はこちら
2014.02.27
周産期メンタルヘルス基礎講座は東京、川越、甲府の3サイトで同時進行中です。4月上旬には全コースを完了します。15名の受講生が集まれば「出前研修」を行います。詳細はメールでお問い合わせください。 新年度の研修会をアップしました。さまざまなメニューを準備しました。新しい企画もございます。
気質と性格のコーナーを更新しました。
2013.11.08
10月9日に国立保健医療科学院の児童虐待防止研修会で「児童虐待:疫学,長期的影響,発生要因,予防,心理介入とペアレンティング」という講演(6時間)を行いました。
2013.10.04
*7月22日23日と2日間にわたって再度、石巻で周産期メンタルヘルス研修会を東北大学のご招待で行いました。
*8月より中国四川省成都医学院の陳孜副教授が来日し、当研究所との共同研究のため中期滞在しています。
*連続研修会「周産期メンタルヘルス基礎講座」が東京、甲府、川越で同時スタートしました。
*9月15日16日に集中講座「臨床ではじめて共分散構造分析を使う」が開催されました。
*9月22日から「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」中級篇がスタートしました。
*10月1日、「精神科診断学概論」が刊行されました。
2013.07.17
「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」受講者から学会奨励賞受賞者がでました! 三重大学の國分真佐代様です。
2013.06.27
*6月17日18日と2日間にわたって石巻で周産期メンタルヘルス研修会を東北大学のご招待で行いました。

連続研修会「周産期メンタルヘルス基礎講座」と同内容の研修会を甲府および川越で行います。
ご興味のあるかたは各主催者にご連絡ください。
2013.06.18
*連続研修会「周産期メンタルヘルス基礎講座」を開催します。平成26年度からの開始を予定している多施設共同研究「産後うつ病予防プログラムの有効性」の準備研修会として行うものですが,この研究に参加なさらない方の受講も歓迎しております。詳細はコチラ

*「だれでもできる精神科診断用構造化面接:SCID 入門」が刊行されました。
2013.05.14
*養育態度について従来は「愛情・冷たさ」の軸と「過保護・自主性尊重」の軸と2次元での研究が多かったと思います(Parker の Parental Bonding Instrument がその代表でしょう)。でもそれだけでは説明できません。Buri は養育態度を (1) authoritative, (2) authoritarian, (3) permissive の3次元に分けました。Authoritative は「親が家庭で子どもに何を期待しているかを子どもが知っているが、子どもがその期待に納得がいかないと感じるときには、そのことについて親と率直に話し合うこともできる養育」、authoritarian は「たとえ親の考えに納得しない子でも、親が正しいと思うことに子どもを無理やり従わせる養育」、permissive は「子どもも両親がするのと同じように何度も自分のしたいようにするのが良い家庭だとする養育」です。私たちの今年発表の論文では,成人になった時の心理的不適応に有意に影響していたのは両親ともに authoritarian な養育でした。親が権威を振り回すことと、親としての権威を維持することは違うのです。

Uji, M., Sakamoto, A., Adachi, K., & Kitamura, T. (2013). The impact of authoritative, authoritarian, and permissive parenting styles on children's later mental health in Japan: ocusing on parent and child gender. Journal of Child and Family Studies, (early view) Doi 10.1007/s10826-013-9740-3

*共分散構造分析の入門講座の御希望が多いので、急ぎ「連続講座」と「集中講座」を企画しました。「連続」は毎週木曜日の午後6時半からの2時間を全コース6回で行います。「集中」は9月15日と16日の2日に終日のコースを設定しました。内容は同じです。詳細は「研修のご案内」をご覧ください。

*SCIDのコースで使っていたパンフレットを出版します。「だれでもできる精神科診断用構造化面接:SCID 入門」という書籍名で6月1日刊行予定です。御希望の方はメールでお申込みください。

*また「精神科診断学概論:病理所見のない疾患の概念を求めて」も8月1日刊行予定です。関連した内容の発表を5月23日に日本精神神経学会総会シンポジウム「ICD-11とDSM-5の最新動向と国際的な診断基準の問題点」で行います。

*5月23日に日本精神神経学会総会シンポジウム「判断能力を問うべき時」で、改訂版判断能力評価用構造化面接 (Structured Interview for Competency and Incompetency Assessment Testing and Ranking Inventory-Revised: SICIATRI-R) に関する発表を予定しています。

*周産期メンタルヘルスの集中講座を6月と7月に石巻で行います。

*「産後うつ病予防プログラム臨床研究」の第1回打ち合わせを5月8日に行いました。参加施設はまだ募集しています。ご興味のある方はメールでご連絡ください。詳細をご案内いたします。
2013.04.23
*文部科学省から科学研究費補助金取扱規程第2条に規定する研究機関としての指定を受けました(3月21日)。

*当研究所より刊行した「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」は、これまで同名の研修会受講した方には4000円にて1冊お送りいたします。御希望の方は受講年度を添えてメールにてご希望をお教えください。その際、送り先ご住所も添えてください。また、研修会を 2 コース受講なさった方については1冊無料でお送りいたします。

*一昨年、昨年に続いて今年も Depression Research and Treatment 誌(ネット・ジャーナル)で "Temperament and Character Domains of Personality and Depression 2013" という特集号 (special issue) が組まれます。北村が leading guest editor で他に C. Robert Cloninger, Andrea Fossati, Jörg Richter, Sandor Rozsa, Ada Zohar といった研究者が guest editors として加わります。7月5日が投稿締め切りです。TCI のデータをお持ちの方は是非、ご投稿ください。

*「最初から学ぶ 精神科診断学概論」は好評のうちに終了しました。多数の受講希望を頂戴し、臨時追加研修会も行いました。使用したパンフレットは今夏までに書籍化する予定です。なお、次回「最初から学ぶ 精神科診断学概論」は8月25日に予定しております。
2013.03.22
「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」を刊行しました。当初上下2巻分ける予定でしたが、合本し1冊としました。2年続けて開催した同名の研修コースのマニュアルに加筆したものです。研究のデザイン、尺度の選択、データの解析、SPSSのつかい方、論文の書き方、投稿の方法、査読意見への対応まで網羅。これ1冊で国際誌に受理される可能性が高まります。

日本評論社から「精神・心理症状学ハンドブック」[第3巻]が刊行されました。10年間の加筆の成果です。書店で手に取ってみてください。

8月4日に予定していた MacCAT-CR 研修会はその内容を SICIATRI の研修に変更しました。詳細は「研修のご案内」をご覧ください。

SICIATRI のドイツ語版が予定されています。ラインラント=プファルツ州のトリーアにあるKrankenhaus der Barmherzigen Brüder Trier という病院の Dr. Christoph Klawe から SICIATRI を使用したいとのお申し出があり、ドイツ語訳の承認をしました。近日中に完成すると思われます。

3月10日の「最初から学ぶ 精神科診断学概論」は10名の御参加を得て、無事終了しました。
2013.03.04
*東北大学医学部保健学科周産期看護学と地域医療支援寄附講座の主催の周産期メンタルヘルス連続講座が無事終了しました。
11月から終日コース全8回でした。20人ほどの受講生が「完走」なさいました。


20人ほどの受講生が「完走」なさいました。

20人ほどの受講生が「完走」なさいました。

*「周産期メンタルヘルススタッフのための心理介入教本」が刊行されました。
ちょっと覗いてみたい方はこちらPDFはこちら
お申し込みはメールで ⇒ info@institute-of-mental-health.jp

*集中講座「最初から学ぶ 精神科診断学概論」(3月10日)は満席となりました。
なお、御希望多数のため緊急追加研修会を4月7日に設定しました。こちらも残席わずかです。

*「実践セミナー:産後うつ病予防プログラムの実践」は予定を変更しました。
数か所の施設からのご申請を頂きました。内容を伺い、初めに基礎研修を実施してから予防プログラムの研修をするほうが効果的だと判断しました。
従って、募集を4月末日まで延長します。
2013.02.14
3月10日開催予定の「最初から学ぶ 精神科診断学概論」に多数のお申し込みをいただき満席となりました。なお、多数の御希望があるため、急遽、同じ内容で追加研修会を設定致します。
日程は4月7日(日曜日)です。内容、時刻、会場、講師などはまったく同一です。
すでに追加研修もかなりの御参加をいただいておりますので、ご希望の方は早めにお申し込みください。
なお、以降は8月25日の夏コースまでお待ちいただくことになります。
2013.02.07
「周産期メンタルヘルススタッフのための心理介入教本」がいよいよ3月1日に発売されます。
ちょっと覗いてみたい方はこちらPDFはこちら
2012.11.29
11月25日に四川省成都にある成都医学院で講演をおこないました。タイトルは「人格、教养方式与心理病理学」。中国語で約1時間の講演でした。

本年度の連続研修会「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」が無事終了しました。少人数のセッションで勉強を深めることが出来ました。

11月から2月まで、月に1回連続2日間の周産期メンタルヘルス研修が11月12日からスタートしました。東北大学医学部保健学科周産期看護学と地域医療支援寄附講座の主催で、地域の助産師・保健師が集結しました。


研修の日程と内容
  日時 内容
第1回 11月12日 月曜日
9:00-17:00
事前テスト、概要:気分障害の診断と治療;産後うつ病発症メカニズム
第2回 11月13日 火曜日
9:00-17:00
不安障害の診断と治療;愛着障害;児童虐待;精神保健福祉法 ⇒ SCID マニュアル配布
第3回 12月10日 月曜日
9:00-17:00
SCID モジュールAとモジュールFの解説;【SCID ビデオ供覧】;SCID 実習
第4回 12月11日 火曜日
9:00-17:00
SCID 実習と質疑
第5回 1月7日 月曜日
9:00-17:00
中間テスト、心理援助マニュアル配布、心理療法の基礎
第6回 1月8日 火曜日
9:00-17:00
【心理療法ビデオ供覧】;心理療法演習
第7回 2月4日 月曜日
9:00-17:00
心理療法演習
第8回 2月5日 火曜日
9:00-17:00
心理療法演習、最終テスト

パーソナリティとうつ病の特集号が Depression Research and Treatment にアップされました。昨年に続き同誌の特集号として Temperament and Character Domains of Personality and Depression 2012 というコーナーが掲載されました。北村が editor を務めています。6本の原著論文があり、いずれも興味深いものでした。ネット雑誌ですので、下記の URL をクリックしてみてください。
http://www.hindawi.com/journals/drt/si/371719/

2012.08.30
研修会予定を更新しました。
「TCI & mental and personality disorders」をアップしました。「気質と性格研究」からお入りください。
10月に四川省成都医学院で講演会を行うことになりました。
2012.07.26
「周産期メンタルヘルス研究小史」を「周産期メンタルへルス」にアップしました。
「研究に同意する能力を測定する:臨床研究者のためのガイドライン」を出版しました。
 実際の面接場面を模擬面接としてユーチューブにアップしました。
「精神科医療における患者の自己決定権と治療同意判断能力」の残部が学芸社にあることが分かりました。必要な方は御問合わせください。
2012.06.07
Twitter を開始しています。ご覧ください。 TKitamura1

2012年5月19日から連続研修会「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技とSPSS の使い方」がスタートしました。
2012年5月24日 第108回日本精神神経学会学術総会(札幌)のシンポジウム「精神科臨床倫理の諸側面」で指定討論を行いました。
2012年5月31日 ジョイナーの自殺の対人関係理論に準拠した、自殺の危険性を評価する構造化面接をジョイナー教授と共同で作成しつつあります。
2012年6月 いよいよ出版事業第一陣として「研究に同意する能力を測定する:臨床研究者のためのガイドライン」を出版します。ご注文はすべて メールでお受けします。
ご購入の書名、部数、お届け先をお教えください。お支払いはネットでのカード決済、銀行送金、郵便振替などが使えます。
2012.04.16
2012年1月18日に茨城県保健福祉部子ども家庭課の《妊産婦のメンタルヘルス支援スキルアップ研修会》で「産後うつ病の母親に対する心理的支援のポイントとその技術について」というテーマで講演を行いました。
2012年3月6日に熊本県健康福祉部子ども・障がい福祉局子ども未来課の《平成23年度周産期・育児期メンタルヘルスコーディネーター養成講座》で「希死念慮のある妊産褥婦への支援」 というテーマで講演を行いました。
2012年4月7日に中央大学日本比較法研究所コロキウム《承諾能力と承諾の有効性》で指定討論として「インフォームド・コンセントを与える患者の能力を評価する方法についての精神医学的・生命倫理学的検討」というお話をしました。
「臨床で働きながら研究をしよう:統計の裏技と SPSS の使い方」はまだ残席があります。ご応募お待ち申し上げております。
2012.04.16
「自殺の対人関係論」について書評を頂戴しました。
2012.03.02
2011年11月25日に「うつ病診療:基礎から地域連携まで」というテーマで熊谷で開催された県北3医師会合同学術講演会で講演をしました。
2012.03.02
2011 年 12 月 4 日 (日) の「第3回周産期メンタルヘルス研修会」(日本周産期メンタルヘルス研究会主催)が東京女子医科大学弥生記念講堂で開かれ,「希死念慮のある妊産褥婦への支援」というテーマで研修を行いました。70名ほどの方が受講されました。
2012.03.02
2011年12月14日と2012年1月18日に茨城県保健福祉部子ども家庭課主催の講演会「妊産婦のメンタルヘルス支援スキルアップ研修会」で、それぞれ「周産期の精神疾患のアセスメント:構造化面接の理解と実践」と「産後うつ病の母親に対する心理的支援のポイントとその技術について」というテーマで講演をおこないました。
2012.03.02
2011年12 月 18日(日曜日)と2012年1月22日(日曜日)に「精神科診断用構造化面接 SCID を使いこなせる看護専門職になろう」というテーマの研修会を当研究所で行いました。
2011.08.17
自殺の対人関係理論 書籍「自殺の対人関係理論:予防・治療の実践マニュアル」(トマス・ジョイナー他著)の翻訳本が日本評論社から刊行されました。
自殺は、その人自身の健康問題であるばかりでなく、残された家族の問題ともなります。従来、自殺関連の書籍は多数ありました。しかし、臨床の現場での対応に結びついたガイドブックは皆無であったといえます。
フロリダ州立大学の心理学科の教授 Thomas Joiner と彼の研究グループの近年の研究報告はいつも斬新なものであり、注目していました。そして、昨年に彼らの理論を踏まえた臨床治療マニュアルがアメリカ心理学会から刊行されたのが本書 The interpersonal theory of suicide: Guidance for working with suicidal clients です。この著書の魅力は、彼らの研究成果と研究理論を臨床上の評価や支援手法に統合した点です。自殺危険性の発生機構、危険性の予測方法、危機介入の手法、予防措置までを、ひとつの理論で概観できるこころみは稀です。さっそく日本語翻訳を申し出たところ快諾を得ました。
本書の第1章は、自殺の診断に焦点を当てています。診断を自殺のリスクに結びつける理論を展開し、そしてその理論を用いて、なぜ特定の精神障害が自殺に関連しているかについて説明しています。第2章は、自殺リスク評価法の説明です。どのような情報を得るべきか、その情報をどのように適切に収集・分析するかについて、理論に準拠した提案をしています。
第3章から第5章が本書のハイライトです。第3章では、危機の際(=クライエントが「もう死にたい」と言った)の実際的介入方法を、理論に準拠してわかりやすく解説しています。現在の危機の苦しみを緩和し、危機の苦しみを耐えられる範囲のなかに納める様々な技法(それも、誰もが明日から使える技法)を、実例をつけて詳述しています。第4章は、自殺行動に有効な治療法に焦点を当て、対人関係理論のレンズを通して様々な対応アプローチを概観しています。その上で、対人関係理論のすべての要素に直接に的を当てたアプローチについて詳細に説明しています。この部分の臨床例もわかりやすく応用可能です。さらに第5章では、治療関係に焦点を当て、最適な治療的かかわりについてより詳細に探究しています。
第6章では、自殺防止と公衆衛生活動について述べています。最終章では、自殺患者に対する臨床作業の総合的な主張を、理論に基づいて展開しています。

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